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2015/01/15~

神眼の勇者

神眼の勇者WEB修正版 第5話


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 屋敷の壁に飾ってあった高級そうな剣を、俺は拝借することにした。
 柄や鞘に凝った細工(装飾)が施されている両刃の剣(ブロードソード)だ。

 持ち主である領主に無断で持っていっていいのか、迷いはしたけどね。

 でも、許可をとろうにも領主は街から既に逃亡しているか――もしくは、もうゾンビになっているし。
 ゾンビがまだいるかもしれない町で、生存者を助け出すのには武器が多いことにこしたことはない。
 生き残っている住民を救うための人命救助的行動をしている大義名分もあるし、この剣は借り受けておこう。
 剣を差すためのベルトのような革紐もあったので、それも借りることにした。
 腰に剣を差すと、なんだか剣士になった気分がしてきた。

 もっとも、俺のジョブは…………蛮族戦士(バーバリアン)…………なのだ……が。

 それに剣を手に入れても、結局、丸太もかつぐけど。
 正直なところ、剣より丸太の方が強力な武器に思えるので。
 リーチ、破壊力ともに、丸太はそこいらの剣よりも優っている気がする。
 ゾンビ相手なら、剣で “斬る” より丸太で “叩き潰す” 方が有効な攻撃手段であろうし。
 しかし、重量のある丸太と比べてこの剣はどうにも軽くて…………頼りないな。
 俺は鞘から剣を抜き、眺めてみた。
 顔が映るほど磨かれた刃の切れ味は、悪くなさそうなのだが。

 そんな風に抜き身の剣を見つめていると――半透明の枠が表示された

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 装飾された両刃剣(ブロードソード)

   斬撃:90
   突き:60
   打撃:40

  価格:金貨20枚

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 両刃剣の情報(ステータス)だった。
 神眼は武器などのアイテムにも有効なのか。
 鑑定効果もあるとは、神眼はますます便利な特殊技能(スキル)だな。

「あの、マコト様。私達は、これらを武器にしようと思います」

 長女ミリアは農具であるピッチフォークを手にしていた。
 高価な剣や銃を持たない中世ヨーロッパの農民が、反乱時に武器代わりとして持つイメージもある農具(ピッチフォーク)だ。

「……わ、私は……これ……」

 次女のカチュアは、牧草や麦刈り用に使う大型の鎌(サイズ)を持っていた。
 さらに、しゃがんだり中腰で草刈りや収穫などで用いる小型の鎌(シックル)を腰に二本差している。
 顔は綺麗だけど、性格は陰気な感じの彼女には、大鎌が妙に似合っていた。

「マリーは、普段、お料理に使っている包丁を使うのっ」

 末妹マリーの小さな手には不釣り合いなほど、長い包丁を彼女は両手で持っていた。
 
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 ピッチフォーク

   斬撃:10
   突き:40
   打撃:20

  価格:銀貨二十五枚

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 大鎌(サイズ)

   斬撃:45
   突き: 5
   打撃:15

  価格:銀貨15枚

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 出刃包丁

   斬撃:20
   突き:30
   打撃: 5

  価格:銀貨5枚

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 彼女たちが武器として手にしている道具の情報を、俺は神眼で視ることが出来た。
 両刃剣よりだいぶ数字が落ちるな。
 まぁ、剣とは違い純粋な武器でもないし、当然か。
 そういえば…………純粋な武器とはとてもいえない、丸太はどうだろう?
 俺は、興味本位で丸太の情報も見てみることにした。

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 丸太

   斬撃:ゼロ
   突き:200
   打撃:590

  価格:銀貨20枚

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 ま、丸太、強ぇ(ゴクリ)。


 思わず、息を呑んでしまった。
 『突き』の数値も高いが、『打撃』なんか数字的には500を超えているぞ。
 純粋な武器である両刃剣の『斬撃』より数倍、数値が高い。
 丸太って、ひょっとして最強武器

「ミリア。君たちも丸太を武器にしたらどうだ? 威力が非常に高いし」

 俺は良いアイデアに思って提案した。

 しかし、ミリア達は首を慌てて横に振り、
「そ、そんな凄く重そうなモノ、私達の力ではとても武器として使えません」
 と、申し訳なさそうに断ってきた。

「ん? そうか?」
「マコト様のように、膂力(腕力)が非常に優れた逞しい方でないと、とても無理です」

 女性から逞しいなんて言われると、照れるな。
 地球では、一度も言われたことが無かったし。
 結構、嬉しい。
 また、俺を見つめる三姉妹が俺を頼りきっているようで、そのことも嬉しかった。
 他人から必要とされている感じがして、とても嬉しかったのだ。

 地球では…………誰からも必要とされていなかっただけに。
 
   ◆

 それぞれの武器を手にし、俺達は街の捜索を再開した。
 しかし、どれだけ探しても生存者は見つからない。

「あぁ~~~、うぁ……うぁああぁぁ~~~」

 代わりに、ゾンビ、五体が街外れの家から出てきた。

「ヒッ!」「……い、いや……こ、こないで……ヒィィ」「こ、怖いよぉ…………」

 ゾンビ達を見て、三姉妹が震えあがった。
 武器がわりの農具や包丁こそ持っていても、この三姉妹がゾンビに立ち向かうのは難しそうだな。
 震えあがりながらも長女のミリアは、妹達を守るように、前に出ているが。
 目に涙を貯め、足をガクガクさせながらも、妹達を守ろうとしている。
 気丈な上に、とても妹思いの優しい少女に思えた。

「(彼女達を守るためにも、俺がっ!)」

 俺は丸太を振るってゾンビ五体と戦った。
 相変わらずゾンビの動きはすこぶる遅い。
 ゾンビとの闘いに慣れてきたこともあり、丸太を一振りするごとに一体を倒した。
 グチャっ!!!
 最後に、頭部を完全に壊しきれていなかったゾンビの頭部を丸太で突き潰す。

「……ふぅ」

 俺は額に軽くかいていた汗を腕で拭った。
 しかし…………結局、腰の剣は一度も抜かなかったな。
 丸太が使い易くて、そのまま丸太だけで戦ってしまったのだ。
 戦闘後、ステータスを見てみた。
 職能(ジョブ)がバーバリアン(レベル2)になっていた。

(着実に蛮族戦士としての道を歩んでいる気がする…………ハハハ……ハハ……ハァ)

 しかし、最初の戦闘でゾンビ五十体以上倒しても、バーバリアンのレベルが『1』になっただけなのに、今度は五体倒しただけで、『2』に上がっていた。
 経験値的なモノが最初の戦闘で溜まっていて、レベルアップ寸前だったのか?
 レベル2になるのに必要な経験値寸前まで溜まっていた――かもしれない。
 それから、筋力などの基礎能力値やソウルランクは変わっていないな。
 職能のバーバリアンのレベルが上がっても、基礎能力は変わっていない。
 やはり、ソウルランクが上がると、基礎能力も同じだけ上がる仕組みなのか?

「マコト様……凄い……」

 三姉妹長女のミリアが、頬を染めながら俺を見つめていることに気付いた。
 片手を頬にあて、ウットリとした様子だ。
 ほとんど俺一人で闘ったゾンビとの戦闘を見て、多少は格好良いと思ってくれたのも。 
 だとしたら、照れるけど嬉しい。

「……強いし勇気もある…………素敵……です」

 次女のカチュアも、顔を赤くさせ、モジモジしながら、俺を褒めてくれた。

「お兄ちゃん、超強いのっ! 格好イイの!!!」

 末妹マリーまで、目をキラキラさせて俺を称讃している。
 美しい三姉妹から褒め称えられて、とても気分が良かった。
 だけど、照れもあったので俺は、こう謙遜してみた。

「いや、ゾンビが弱いだけだから。動きも凄く遅いし。欠伸が出るほど」
「え? そこまでゾンビが遅いとは、私達にはとても思えませんでしたが……」
「そう? 俺の目にはとても遅く見えているけどなぁ。完全に動きが見えるし」
「それは、マコト様だからです…………本当に凄いお方…………」

 ミリア達がさらに尊敬の色が強くなった目を、俺に向けてきた。

「べ、別に凄くないって。それに、さっきカチュアが俺の事を勇気もあるって言ってくれたけど。そんなこと、全然ないから……むしろ、俺は気弱な方だ」

 彼女達に尊敬されることは、とても気分はいい。
 しかし、怖くもなってきた。
 後で、ボロが出てヘタレな所を見られてしまい、失望されたくない。 
 だから、今のうちに、自分が気弱であることを告白した。

「……でも、あんなに恐ろしいゾンビ達に……立ち向かった……です」
「だから、ゾンビは俺からしたら弱いからだってカチュア。
 まぁ、確かに俺も最初はとても怖かったけどな。初めてみたゾンビには正直、無茶苦茶ビビった。でも必死で戦っていくうちに、だんだん恐怖は薄れてきたんだ」

 ゾンビ相手なら、俺でも無双できることがわかったし。
 とはいえ…………ゾンビは、見た目のビジュアルが非常におぞましい。
 そんなゾンビに、本来は気弱な小心者である俺が立ち向かえている事は、俺自身、信じがたい。
 ひょっとして、ステータス的に『精神力』もこの世界の標準よりは高くなっているからか?
 この世界では、俺は『心の強さ』も多少、強化されている?
 恐怖心が薄れる補正効果みたいなものが、働いているかもしれない。

「恐怖を抱いてもその恐怖を克服し闘うなんて、それこそ勇者様みたい…………私の勇者様…………」(ボソ)

 ミリアが、何かを呟いたが、小声すぎて聞こえなかった。
 赤らめた頬に両手を当てとてもウットリして様子だから、多分、俺を褒めてくれたのだとは思うけど。

「お兄ちゃんが傍にいてくれたら安心なの!」

 はしゃぎながら俺に抱き着いてくるマリー。

「もうなにも怖くないの!」




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
怒

シ「画面の上にある広告、ウッザイのっ!」
シ「作者のS・Fめっ! アフィリエイトで広告収入、ゲットしようとしやがってなのっ!」

2驚


ド「し、仕方ないじゃない。サイト運営にも色々お金や時間がかかっているし・・・・・」
ド「クリックしてもらえれば、それだけで、いくばくかの広告費も入るし…………」
シ「でもでも、ウザいの! 邪魔なの! 特にパソコンで読んでいる時はっ!」
シ「画面の上に固定されているし! プンプンっ!」
ド「…………………………」
ド「PCで閲覧時は、画面右にスクロールバーが”2つ”あるでしょ」
シ「ほぇ? あ、確かに”2つ”あるの☆」
ド「一番、右端のスクロールバーを”少しだけ”下にさげてごらんなさい」
シ「あっ! 広告が隠れたよ☆」
ド「あとは――わかるわね?」
シ「これで、広告を気にせずに、小説も読めるの! ニコニコ(#^.^#)ニパァ☆」
シィル スター




シ   「サイトの運営・維持の為」
ド   「広告設置に関して、」
シ&ド 「どうかお許しください<(_ _)><(_ _)> (ダブル土下座)」








シ「んが、んぐ」
マ「ソレ(なにかを喉に詰まらせる)は、やっぱりするんだ・・・・・・」
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