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2015/01/15~

神眼の勇者

神眼の勇者WEB修正版 第2話


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 …………――――どのぐらいの時間、丸太を振り回しただろう。

 息が切れ、立っているのもしんどくなった。
 もう、丸太を振り回す余力は残っていなかった。

 だが…………ゾンビどもを全滅させてもいた。

 俺の周りには、少なくとも五十体を超えるゾンビが地に横たわっている。
 ほぼ全てのゾンビは頭が潰れている。
 完全に動かなくなったモノが半分、ピクピク痙攣しているモノが半分だ。

「(いや、よく見ると一体、起き上がろうとしている女ゾンビがいるな)」

 服装が平民っぽい他のゾンビと違い、中世ヨーロッパ貴族の着そうな衣服を身につけている女ゾンビだ。
 手足は細いのに、なぜか腹が妙に膨らんでいた

「(『食事』をしたばかりだったりして、な)」

 何を食べたかは、あまり考えたくはないが。
 他のゾンビと比べて頭部の損傷が浅く、ダメージは少なそうでもあった。

「このまま起き上がってくる前にトドメを刺さないと、な」

 俺はもう、ゾンビに対しての恐怖がだいぶ薄れていた。
 いや、まだ怖いことは怖いけど。
 生理的におぞましいとも感じる。

 だが、モンスターとしてのゾンビは、闘ってみたら――さほどの強さではなかったのだ。

 まず、動きが非常に遅い。
 それに、丸太から頭部を腕で守る様な、防御的行動もほとんどしなかった。
 知能が無いのか、ただただ、俺を噛もうと、ゆっくり向かってくるだけだったのだ。
 俺は闘いに関して、完全に素人だ。
 そんな俺ですら、数十体のゾンビどもを駆逐出来たのだ。
 おそらくゾンビは、この世界で雑魚モンスターなのだろう。

「(ステイタス的にも、レベル一とか書いてあったし)」

 恐怖に負け、身体が動かなくなったりしなければ、なんとでもなる相手に思えた。
 『丸太』という『強力な武器』を手に入れたことも、今回、俺が無双できた理由だとは思うけどね。
 素手では、とてもこうはいかなかっただろう。

 グチャンっ!!!

 起き上がりかけた女ゾンビの顔面を、丸太で完全に突き潰した。
 おぞましさや抵抗感はあったけど、やるしかなかった。

 コイツはゾンビだ。
 モンスターだ。

 俺は心でそう呟きながら、容赦なく潰した。

 最後の余力を振り絞った俺は、地面に突き立てた丸太で身体を支え、肩で荒い息をした。
 呼吸が戻ってきたのち、町の探索を続けようか俺は迷った。
 本音を言うと、いますぐこの町から立ち去りたい。
 おそらく全滅させたとは思うが、まだゾンビが町のどこかに潜んでいるかもしれないしな。

「(だけど…………生きている人間も、この町にはいる可能性がある)」

 多分、5人。
 神眼で見た町の情報で、住人が5人と書いてあったからな。
 出来うるものなら、見つけ出し、保護してやりたい。
 ゾンビ数十体を自力で倒し、多少、気が大きくなっていたこともあり、結局俺は町の探索を続けることに決めた。
 ゾンビがまた出ても、なんとかなりそうだしな。

「…………この丸太さえあれば」

 俺は、使いこなせるならば、武器として丸太もかなり有効だと気付き始めていた。

「(そういえば、俺のステータスは今、どうなっているのだろう?)」

 ゾンビどもをこれだけの数、倒したのだ。
 コンピューターゲームのようにレベルか何かが上がって、能力値が上昇しているかもしれない。
 俺は期待しつつ、自分のステータスを確認した。

――――――――――――――――――――

マコト・マルタ

17歳

  筋 力  22
  器用度  16
  敏捷度  18
  知 力  20
  生命力  21
  精神力  17
  魔 力  22

    職 能 :  蛮族戦士(バーバリアン)――レベル1
    スキル :  神眼
    習得魔法:  無し

 ソウルランク   5


――――――――――――――――――――

 おぉ、上がっているっ。
 筋力が20から22に。
 生命力が20から21。
 精神力が16から17に、それぞれ上昇していた。

 それにソウルランクとやらが1から5に上がってもいた。

『魂の輝き。英雄や勇者としての “強さ” を表す。 “経験” によって輝きは増す』

 ソウルランクとは何かを疑問に思った時、頭に流れてきた情報だ。
 そのソウルランクが一気に4上がり、筋力など、基礎能力が合計で4上がった。
 ソウルランクが1つ上昇することに、基礎的な能力値も1ポイント、上昇するのだろうか?
 上昇する基礎的な能力値はランダム?
 それとも、それまでの行動によるのだろうか?
 なんとなく、後者の気がするな。
 体力が尽きかける寸前まで、重量のありそうな武器(丸太)を振り回してゾンビどもを倒しまくったのだ。
 器用度や知力ではなく、筋力や生命力が上昇しているのもうなずける。
 精神力もあがっているのは、おぞましいゾンビ相手に闘い続けたことで、多少は俺の脆い精神(心)も鍛えられたから、かもしれない。

 そういえば職能(ジョブ)というモノにも、なにか加わっているな。
 ゾンビと戦闘するまでは職能(ジョブ)は、無し、だったのだが。
 しかし……………蛮族戦士(バーバリアン)って。
 野蛮人みたいで、何か嫌だぞ。
 それは、まぁ、剣や槍ではなく、丸太を振り回して必死に闘う様子は、確かに蛮族戦士(バーバリアン)みたいだったかもしれんが。

 ………ジョブが勇者とかなら、よかったのに…………。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
《次回予告》

怒

S「短い! 短いの!」
S「2000文字ちょっとの更新なんて、短いの!」

2普

D「しょうがないでしょ。次は視点変更で三人称神視点になるんだから」
D「区切りとしては、ココが丁度いいのよ」

S「プーっ!」
D「で、次回の予告だけど――」
S「美少女奴隷三姉妹がでてくるの! 美少女たちが裸でサービスサービスゥ♪ なのっ☆ 」
S「次回もわっくわくのどっきどきだね☆」
S「じゃあ、次回もお楽しみに――」

S[……んが、んぐ]
2驚

D「だから、アタシにも次回予告を喋らせなさいよっ!」

《S・・・・・・風精霊(シルフ) / D・・・・・・森精霊(ドリアード)》




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