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2015/01/15~

神眼の勇者

神眼の勇者WEB修正版 第101話


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(ご注意)

※こちらは、無料小説投稿サイト『小説家になろう』にて、アカウント削除されるまで公開しておいた最新の回となります。
※第1話からお読みの方は、”1~100話”までの更新が完了し、1話から順に読んでいただいた後にお読みください
 (話が飛んでしまいますので・・・・・・)
※101話 ⇒ 100話 ⇒ 99話 ⇒ 98話 ⇒ 97話 と、遡っていく(修正しつつの)更新も、させていただく予定です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



  ◆◆◆

 夕方。
 俺はマリーや赤ちゃんズと一緒に、オサワ島に戻っていた。
 集合場所に待っていたアベルの《転移石》で“跳”んでね。

 アベルは、初老の老人を連れてきていたのだが、海の邪神関係を研究している学者とのこと。

 また、エストは、引き続き、俺と同行し、サポートするように公王から命じられたようで、一緒にオサワ島に戻った。

  ◆◆◆

 3人そろった三姉妹、それに双子の赤ちゃんズと王城の一室でしばらくくつろぐ。
 ミリアやカチュアが、この島における海賊たちと俺との武勇伝をマリーに語ると、

「やっぱり、お兄ちゃんはSUGOIのっ!!!」

 幼女マリーは、目を輝させていた。

「ほぉ、なかなかやるではないか。フッ、この我(ワレ)が褒めてやろう。光栄に思え、よ」

 お昼寝タイムが終わり、目を覚ましたラーが、スッゴイ上から目線で、俺を褒めてきたりもした。
 おむつを履いた赤ちゃんラーに、どれだけ偉そうにされても、別に腹は立たなかったけど。

「特別に、我の足に接吻する栄誉を与えようではないか、ホレ、遠慮はいらぬ」

 などと、言ってきたときは、その足裏にコチョコチョをしてやったが。

「や、やめ……やめっ! や――アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ! ヒッ! ほんと、もうやめ――アヒヒャヒャヒャヒャヒャっ!
「君が泣くまで、くすぐるのを止めないっ!」

 俺は、ひたすらラーの足裏をコチョコチョとくすぐり続ける。
 普通の赤ちゃんにコチョコチョするのは、どうかと思うが、まぁ、ラーは、普通ではないので。色んな意味で。

  ◆◆◆

 俺に対する恩賞が決まったとのことで、文官に案内され、オサワ島の王城・謁見の間に移動する。
 ミリアとカチュアにはついてきてもらったが、幼いマリーは、やはり部屋でお留守番だ。
 双子の赤ちゃんも。

「マルタ様。このたびの恩賞として、男爵の爵位と……領土の一部を与えます……いえ……どうか、お受けくだ……さい」

 謁見の間で、玉座に座りながらフローラ姫がそう頼んできた。
 しばらくのあいだ、執務のほとんどは、アドルド総務大臣とその他の文官で回すようだが、爵位授受と領土を分け与えることを、フローラ姫が形式的にでも、直接その口で俺に告げてきたのだ。
 与える立場ながら、フローラ姫が、受けて欲しいとお願いしてきたのは、やはり下心的なものがあるのだと思う。

 俺の“力”を防衛上の軍事力として。

 自分で言うのもアレだけど、この異世界にきて、俺はかなり強くなってしまった気がするし。
 重ガレオン級戦艦も含めて、海賊船をいくつも沈めた俺に対して、この国に人間は、かなり高い軍事的評価をしてくれている気もする。
 俺の自己評価は、いまだ、別にそんなたいしたものでもないのだけどね。

「マコト様が、男爵位のお貴族に……お。おめでとうございますっ」

 俺に付き従って謁見の間に同行していたミリアが、自分のことのように喜びだす。

「……マルタ男爵……格好いい、です」

 カチュアも喜んでくれている。

 でも、マルタ男爵……か。
 う、う~~~ん。

 いや、俺は名前が『丸田(マルタ) 真(マコト)』なので、姓から『マルタ男爵』で間違いはないのだが。
 どうしても、『丸太男爵』と聞こえてしまう。

 それに、このまま、爵位があがっていくと、

 マルタ子爵。
 マルタ伯爵。
 マルタ侯爵。
 マルタ公爵。
 などと呼ばれることになるのだろうか?

 マルタ大公とか、呼ばれちゃうかもしれない。

 昨日、ミリアたちからは、遊びでマルタ王とか呼んでもらったけど、アレは冗談みたいなもんだからなぁ。
 まぁ、呼び名はともかくとして。
 男爵、ねぇ。

「マコト様?」

 俺があまり喜んでない事に気付き、ミリアが顔を覗きこんできた。

 男爵とか、貴族とか言われても、正直、ピンとこない。
 現代地球の、(基本的に)身分制度のない日本に住んでいた俺には、平民から貴族に成り上がることにたいして、魅力的なモノを特に感じていない。
 そもそも、別に永住するつもりの無いこの異世界で、爵位を貰っても、あまり嬉しくもなかった。

 それに、このオサワ王国はしょっぼい小国なのだ。
 貴族といっても、たかが知れている気がする。
 現代地球でいえば、吹けば飛ぶような零細企業の役員になるようなモノではないだろうか?
 これが大国の貴族なら、権力とか権威とかもありそうだけど。
 超一流企業の役員みたいで。

「なぁ、ミリア。爵位って、辞退してもいいのかなぁ」

 俺は小声でミリアに聞いてみた。
 だって俺は、あまりこの異世界において、“責任”を持ちたくないのだ。
 いずれ、地球に帰るつもりなのだし。
 よくわからないけど、貴族になったら、ノブレス・オブリージュ的な義務も発生しちゃうのではないだろうか?
 それに、オサワ国で爵位を貰って貴族になると、他国に士官したり、貴族になれなくなると思う。
 別に貴族なんかにはならなくてもいいけど、いつでも士官可能なフリーの立場であった方が、いろんな国から優遇を受けられる気もする。

「マコト様、西方大陸においては、複数の国から爵位を受けることも、よくありますよ」
「あ、そうなんだ」

 俺の心を見抜いたかのようなミリアに小声で教えられた。
 そういえば、地球の中世欧州でも、権力関係が入り組んだ土地の領主などは、個人で複数の国から爵位を受けることもあった気がするな。
 中立だったり、敵国の有力な貴族を自分の国に取り込もうとした国王たちが、ポンポン爵位を発行したりとかで。
 それに、男爵とか子爵程度の爵位なら、かなり気軽に与えてもいたようだ。

 …………。

 断ったら角が立つかも知れんし、爵位、貰うだけ貰っておこうか?
 権威・権力の無い小国の下級貴族なら、貴族としての義務的なモノもたいしたことはあるまい。

 …………ただ、領土(土地)はなぁ。

 封建的なこの異世界で、王(キング)から領土を貰うということは、領主(ロード)に封じられると言う事だと思う。
 となると、そこに住んでいる人間たちの上に立つわけで。
 それこそ、“領主”として、いろんな義務が発生してしまう気がする。
 他人の人生とか、そんな責任は出来るだけ背負いたくない。
 あ、でも。

「フローラ姫。この国の領土に、“無人島”とか、ありますか?」

  ◆◆◆

 誰も住んでいない土地――無人島など――ならば、領主になっても気軽だと俺は考えたのだ。
 島国であるオサワ王国は、近海にいくつも小さな島を持っていた。

 無人島も。

 そのなかで、比較的、南の方にあり、温かく、砂浜も綺麗らしい小島を一つ、貰えることになった。
 名前がついていなかったので、とりあえず『マルタ島』と名付けておくことにした。
 俺の名前をとって、『マルタ島』である。
 地球のマルタ島とは、特に関係ない。
 博識なミリアによると、この世界にも、かつて、マルタ島という名前の島があったようだが、もちろん、そのマルタ島とも関係ない。
 大昔に、旧マルタ島は、なにかの原因で沈んだらしいので、俺が他の島に新しく『マルタ島』と名付けても問題あるまい。


 俺は、飛行石により空飛ぶ筏=飛行筏となった《王の筏》を天馬騎士エストに牽引してもらい、『マルタ島』に向かった。

 無人であるはずなのに、島には人間が住んでいた。

 話が違う。
 とりあえず、そっと島に降りたあと、歩いて彼らに近づいた。
 まずは、話し合いで、立ち退いてもらうよう説得してみる気なのだ。

 だが――

「ここは誰もいながっだがら、俺たちの領土とじだ。文句があっだら、力で奪い返しで、みやがれっ!!!」

 誰もいないはずの島に住んでいた、数十人の人間たちは、歯を剥いて威嚇してきた。
 ほとんど全裸に近い格好で、申し訳程度にボロイ布きれを腰に巻いている、むさくるしい男ばかりだった。
 どうやら、オサワ王国の領土(土地)であったこの無人島を、海賊襲撃の国家混乱に乗じ、不法占拠してようだ。

「彼らは、もっと南方の島に住んでいる蛮族的な異民族ダダンたちです。力こそが正義だと信じる野蛮な奴らですよ」

 王家から派遣され、付き添ってくれていた文官のカルロが嫌悪感をあらわにして、教えてくれた。
 他国の領土(土地)を不法に占拠し、我が物顔に振る舞うとは、許せんな。、

「失せろ。いや、女たちは、置いていっでもらうけどなぁ。俺だちのガキを産んでもらうぜぇ……ゲヒ」
「お、おで、そっちの胸のデケェ女となら、五発は休まずにできるぞ」
「ゲヒヒ、俺なら十発だ」

 好色な目でミリアたちを見て、下卑た笑いを浮かべる蛮族ども。
 おい、そんな目でミリアたちを見るな。
 蛮族どもの視線を遮るように、俺は、ミリアたちの前に立った。

「なんだぁ? 文句あるのが、ガキィ…………気にぐわねぇ、やっばじ、テメェ、ぶっ殺す」
「殺ぞ、殺ぞ」
「《棍棒》でブッ叩いて殺じちまおう」


 殺気をはらみながら、俺に近づいている蛮族たち。
 どうやら、やり合うしかなそうだ。
 人数は40人前後。
 体格は良く、ゴツイ身体をしている。
 そして、手には、人の頭蓋など簡単に粉砕できそうなゴッツイ《棍棒》を持っていた。

「ダダンは不器用で頭も悪いですが、ち、力だけはもの凄くあります」
「ふぅん」

 震えながら喋っている文官カルロに、俺は気の無い返事をした。

「怪力のダダンだからこそ振るえる、あの《重棍棒(ヘビークラブ)》は、剣や槍より、あるいは鉾(メイス)などより、よほど、恐れられてもいます」
「へぇ」
「完全武装した甲冑鎧(フルプレートアーマー)と剣や槍を持った騎士百人でも、こ、棍棒を持つ20人足らずの蛮族ダダンに、蹴散らされたことすら。あ、あります」
「ふんふん」
「こ、このままでは、殴り殺されます……ひ……」

 蒼い顔の文官カルロが震えまくっているが、俺は別に怖くもなんともなかった。
 《重棍棒(ヘビークラブ)》?
 多少、大きく太くゴツかろうと、しょせん《棍棒》は《棍棒》ではないか。
 そんな野蛮かつ非文明な武器など、怖くはない。
 何故なら俺には――

 丸太があるのだからっっっっっ!!!!!!

 …………『丸太を武器にすることこそ、野蛮かつ非文明だろっ!』などというツッコミは、聞こえナイナイ、である。
 
「ギャハハハハっ! なんじゃそりゃ――ゲブボォっ!?
「ゲヒヒヒ、丸太なんぞで俺たちに勝てるど、思っで――ホブオオァォっ!?
「俺だちでも、樹木を加工して《棍棒》にするのによぉギヒヒヒヒ――ヒギィッ!?

 俺が構えた丸太を指さして笑っていた蛮族どもを、一撃で数人吹っ飛ばしてやった。
 加減はしたので、死んではいないであろう。

「ご、ごのガキィィイィイイイ」
「殺じで、鍋にして喰ってやるがらなぁ!!!」
「オラの棍棒で、頭、カチ割ってやるがぁぁっ!!!」


 《重棍棒(ヘビークラブ)》を振りかざして俺に突進してくる数十人の蛮族ども。
 が、
 わずかな時間で戦闘は終わった。
 無論、俺の圧勝である。
 《棍棒》など、しょせん、《丸太》の敵ではないのだっ!!!

「ひ、ヒィィィ! バルバロイっ!!!
「ご、ごんな野蛮人、相手にできねぇだっ!!」

 俺が振るう丸太の威力に恐れをなし、逃げ出す蛮族ども。
 小舟に乗り、我先にと島から脱出しはじめた。

 フ、たわいない。

2怒



「あいつら、蛮族のくせにマコトを野蛮人扱いしてぇ」
「マル子、負け犬どもの捨て台詞など、聞こえてナイナイ、だ」

 かなりご立腹そうな丸太の精霊マル子の呟きに、俺は気にしていない振りを装った。
 内心、結構、ショックだったが。

 …………蛮族丸出しの連中に、野蛮人(バルバロイ)なんて……呼ばれちゃったよ…………ハハハ…………ハハ…………ハ…………。

  ◆◆◆

 あれだけ俺に恐れをなして逃げて行ったのだ。
 あの蛮族どもは、二度とこの島に近づこうとすまい。
 むしろ、生かしておき、逃げ帰ったアイツラに、本国で、俺の恐ろしさを伝えさせたほうがよいと判断した。
 
  ◆◆◆

 蛮族ども瞬殺したのち。
 『マルタ島』の散策を行う事にした。
 東京ドーム数個分の広さしかない小さな島なので、すぐに散策は終了したけど、
 かつて、休暇にこの島を利用していたこともある王族たちが建てた“別荘”が島には残ってもいた。
 この島にあるものは、全て俺のモノになったので、別荘も俺の所有物である。
 ありがたく、使用せさせていただくことにする。

「これは……なかなか良い建物じゃないか」

 俺はこの別荘をとても気に入った。
 ちょっとした屋敷なみの広さでありながら、ほぼ丸太で作られた、この“ログハウス”を、とても気に入ったのだ。

 う~ん、Woody・Life(ウッディ・ライフ)♪

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笑

シィル「BANされちゃう前に、ここまで読んでいなかった人が」
シィル「いきなり101話を読んだら、きっと訳わかんねーの☆」

2普

マルコ「ちゃんと最初の前書き部分に、※で注意書きが書いてあったじゃない」
マルコ「『”1~100話”までの更新が完了し、1話から順に読んでいただいた後にお読みください』って」
シィル「私、説明書と注意書きは読まない人なの☆」
マルコ「・・・・・・あのね」
シィル「作者はきっちり・しっかり利用規約を読まなかったからBANされたけどね☆」
マルコ「・・・・・・・メチャクチャ傷ついているのに、ネタにして笑いをとろうとするの、やめなさいよ」

シィル「さぁて、次回の更新は?」
マルコ「1月18日(日)までにはあるはずよ」
シィル「じゃ~ん、け~ん」





シィル「ぽんッ――無敵戦車っ!」
シィル「無敵戦車はグーにもパーにもチョキにも勝てる絶対無敵なのっ!」
シィル「やったぁ☆ 私の勝ちなの♪」
マルコ「うわぁ……」


   シィル ―― 風精霊のシィル(属性・アホの子)     
   マルコ ―― ドリアードの”亜種”・丸太の精霊マル子》 (属性・ツンデレ)




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